カロリミットとは
カロリミットはFANCL(ファンケル)が販売している機能性表示食品です。
食事の糖や脂肪の吸収を抑えて、食後の血糖値と血中中性脂肪値の上昇を抑える機能があります。
ダイエットサプリとして知られ、ドラッグストアなどで一度は見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、カロリミットを飲むことで、どれだけダイエット効果があるのか検証していきます。

カロリミットの原材料と届出表示は以下の通りです。
桑の葉エキス末、茶花エキス末、でんぷん、食用ホタテ貝殻粉 / セルロース、キトサン、微粒二酸化ケイ素、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸カルシウム、シェラック
本品には桑の葉イミノシュガー・キトサン・茶花サポニンが含まれます。
本品は、食事の糖や脂肪の吸収を抑えて、食後の血糖値と血中中性脂肪値の上昇を抑える機能があります。
本品は糖、脂肪が多い食事をとりがちな方に適しています。
1錠のサイズは8mm程度です。

1日の摂取目安は「1回3粒を1~3回」、食事の時に一緒に飲みます。
見た目は漢方っぽい色味ですが、味や臭いはほとんどなく、飲みやすい商品です。
カロリミットで痩せるのか?
カロリミットでは、以下の作用が報告されています。
- 食後の血糖値の上昇を抑制
- 食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制
これらの働きが体重減少に効果があるか見ていきましょう。
食後の血糖値の上昇を抑制
炭水化物(糖質)をたくさん摂ると「血糖値スパイク」という血糖値の急上昇が起こります。

すると、膵臓からインスリンが過剰に分泌されます。
インスリンには血液中の糖を脂肪としてため込む作用があるため、分泌過多になると脂肪が増えやすくなります。
したがって、食後の血糖値上昇を抑えることは、脂肪蓄積の抑制につながる可能性があります。
食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制
食後に増加した中性脂肪の一部は、脂肪細胞に取り込まれ体脂肪として蓄積されます。
血中中性脂肪の上昇を抑えられれば、その分だけ脂肪がつきにくくなります。
また、中性脂肪が高い状態が続くとインスリン抵抗性が進み、糖尿病の原因にもなります。
中性脂肪の上昇を抑えることは、肥満の予防につながる可能性があります。
実際に試してみた感想
今回は『カロリミット 20回分』を購入・服用しました。
2025年10月5日〜13日の約1週間、毎食前に3錠ずつ服用しました。
食事内容や運動量は変えず、純粋にサプリの効果を検証しています。
結果はこちらです。

体重の変化は……ほぼなし。横ばいですね…。
Amazonレビューでも「体重維持はできるが、痩せるわけではない」という意見が多くみられます。
ただ、服用後、ほんのわずかに満腹感が続くような感覚はありました。
プラセボ(思い込み)かもしれませんが、「健康維持や食べ過ぎ防止を目的に飲む」のであれば悪くない印象です。
とはいえ、カロリミットはあくまで機能性表示”食品”です。
薬ではないため、ダイエット効果を求めるのは難しいでしょう。
総評
総合評価:★★☆☆☆
通販では人気のダイエット補助サプリですが、飲むだけで痩せる効果はほとんど期待できません。
一方で、副作用の心配はなく、価格も手ごろ。
そのため「ダイエットの補助」や「健康維持目的」であれば、試してみる価値はあるでしょう。
続けやすさ:★★★★★
食事のたびに3錠飲むだけ、と手軽で続けやすいです。
Amazonでは90回分が約4,500円(2025年10月時点)で、1回あたり約50円。
1日3回飲んでも150円程度とコスパも悪くありません。
効果:★☆☆☆☆
私自身の体験やレビューを総合しても、体重減少効果は乏しい印象です。
外食や高脂肪食の「保険」として、または健康維持の一環として使うのが現実的です。
その他
カロリミットに興味のある方はこちら。
次回は、『大人のカロリミット』のダイエット効果について検証します。
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